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FXトレード注意点:年末年始週(12月29日〜1月2日)

1. 先週のおさらい

ドル円は156.3円(12/29 12:15時点)で推移しています。クリスマス週を通過し、市場は完全に年末・年初モードへ移行しました。流動性は大きく低下しており、方向感よりも値幅が目立つ展開が続いています。

今週は「年末(12月末・四半期末・半期末)」と「年初(1月初・四半期初・半期初)」が重なる、年間でも最も特殊な期間です。市場参加者が大きく減る中、実需・リバランス・手仕舞いといったフロー主導で、材料がなくても相場が動きやすい環境となっています。


2. 今週の流動性とテーマ

今週最大のテーマは、月末・年末・年初フローです。

・月末/四半期末/半期末のリバランス
・年末のポジション手仕舞い・利益確定
・年初の新規フロー(特に初日に偏りが出やすい)

金融政策イベントはありませんが、
・日銀「主な意見」
・米FOMC議事録
が予定されています。ただし、相場を大きく動かす材料というより、「来年への思惑整理」として受け止められやすい内容です。

米経済指標は新規失業保険申請件数程度で、方向感は出にくい一方、薄商いのため値幅は出やすい点に注意が必要です。


3. 通貨・資産別の注目ポイント

【ドル円(USD/JPY)】
上方向要因は、年末のドル需要や実需フロー、米長期金利が下がりにくい点です。
下方向要因は、年初の円買い(資金還流)や、休場・薄商いでの急落です。
今週は方向感を当てに行くよりも、急な上下動に備える週と割り切るのが安全です。156円台でも、数十pipsが一瞬で動く可能性があります。

【ユーロドル(EUR/USD)】
欧州は短縮取引や休場が増え、値が飛びやすい環境です。レンジ内でもヒゲが出やすく、逆指値管理が重要です。

【ゴールド(XAUUSD)】
指標が少ないため金利主導になりにくく、年末の手仕舞いフローで上下しやすい週です。利確→反発の往復になりやすい点に注意。

【株式市場】
米株は通常取引の日がある一方、債券・先物は短縮取引や休場が混在します。為替との連動性が崩れやすい点に注意が必要です。


4. 日別スケジュールと想定インパクト

12月29日(月)
日:日銀「主な意見」(12/18–19分)
米指標は小粒。
年末フローが入り始めるタイミングに注意。

12月30日(火)
米:FOMC議事録(12/9–10分)
米指標は小粒。
議事録は新材料というより、思惑整理になりやすい。

12月31日(水)
12月月末・四半期末・半期末・年末。
日本休場/英国短縮取引/米債券短縮(米株は通常、先物は混在)。
米:新規失業保険申請件数。
→ 週で最も値が飛びやすい日。

1月1日(木)
ニューイヤーズデイでほぼ全休場。
実質ノートレ推奨。

1月2日(金)
日本休場。
米指標は小粒。
年初フローが出る可能性はあるが、薄商いで荒れやすい。


5. 先週の要旨

・クリスマス週で流動性が薄く、方向感より値幅が目立つ展開。
・主要イベントが少ない中でも、フロー主導で上下しやすい地合いが継続。
・市場は完全に年末・年初モードへ移行。


6. トレード指針(初心者向け)

【基本方針】
今週は守り最優先です。稼ぐ週ではなく、「減らさない週」と割り切ることが重要です。

【どうしてもトレードするなら】
・ポジションサイズは通常の1/3以下。
・逆指値は必須(値が飛ぶ前提)。
・利確は早め(伸びにくく、戻りやすい)。

【特に注意】
・12/31は市場の開閉が混在し、スプレッド拡大や急変動が起きやすい。
・迷ったらノートレ。年末年始は「取らない」こと自体が優位性になります。


今週の結論

今週は年間で最も流動性が低く、フロー主導で相場が動く特殊な期間です。方向を当てにいくよりも、リスク管理を徹底し、無理をしないことが最優先です。年末年始相場は「減らさずに終える」ことが最大の成果となります。


学びポイント:「フロー相場は予測より回避」

年末・年初の相場は、理屈よりもフローが優先されます。普段通用する分析が効きにくく、急変動が起きやすいのが特徴です。この期間は予測力を試す場ではなく、リスクを避ける判断力が最も重要になります。

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