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FXトレード注意点:1月第3週(1月12日〜1月16日)

  • 2026年1月12日
  • 2026年1月16日
  • コラム

1. 先週のおさらい

ドル円は157.5円(1/12 10:01時点)と高値圏を維持しています。年初の指標ラッシュを通過した後も、米金利の底堅さを背景に、ドル円は大きく崩れず推移しました。

市場は次の焦点として「米インフレの再評価」に目線を移しており、今週はCPI・PPI・小売売上高が並ぶ重要な1週間となります。一方、日本では来週に日銀金融政策決定会合を控えており、実際の材料がなくても思惑先行で円が振れやすい地合いです。


2. 今週の流動性とテーマ

今週最大のテーマは米インフレと消費動向です。

・1月13日(火)米消費者物価指数(CPI)
・1月14日(水)米生産者物価指数(PPI)+小売売上高

これらの結果次第で、「インフレ再燃か、沈静化か」が意識され、米長期金利→ドル→株の流れがはっきり出やすい週となります。

FRB高官の発言は週前半まで多いものの、週末17日からブラックアウト期間に入るため、後半に向けては発言材料が減少します。その分、経済データの影響が相対的に強く出やすい環境です。

また、米決算シーズンが始まり、大手金融機関の決算内容が金利観測や株式市場全体のムードに波及しやすい点にも注意が必要です。日本では衆議院解散を巡る思惑があり、突発的な政治ヘッドラインによる円の振れにも警戒が必要です。


3. 通貨・資産別の注目ポイント

【ドル円(USD/JPY)】
上方向要因は、CPI・PPI・小売売上高が強く、米金利が上昇するケースです。
下方向要因は、インフレ指標や小売が弱く、米金利が低下する場合です。

157円台は「高値警戒」と「上抜け追随」が同時に存在する水準です。指標発表直後の一発目を追わず、二段目の押し目・戻りを狙う方が安定しやすい展開です。

【ユーロドル(EUR/USD)】
米CPIの結果次第でドル主導の動きになりやすく、インフレが強い場合は下押し圧力がかかりやすい週です。

【ゴールド(XAUUSD)】
基本は米金利と逆相関です。CPIが強ければ上値が重くなり、弱ければ上向きやすい構図となります。

【株式市場(米中心)】
インフレが強い場合、金利上昇を通じてグロース株に逆風となりやすいです。金融株の決算は「今後の金利環境」の見方を変える可能性があるため注意が必要です。


4. 日別スケジュールと想定インパクト

1月12日(月)
日本休場(雇用統計明け×日本休場で注意)。
米:10年債入札。
米指標はなし。フロー主導で値が振れやすい日。

1月13日(火)
米:消費者物価指数(CPI)。
米:30年債入札。
→ 週最大級のイベント。

1月14日(水)
米:生産者物価指数(PPI)。
米:小売売上高。
→ CPIとの組み合わせで方向感が固まりやすい。

1月15日(木)
米:新規失業保険申請件数。

1月16日(金)
米指標は小粒。
週の手仕舞い・ポジション調整に注意。


5. 先週の要旨

・年初の主要指標を通過し、ドル円は高値圏を維持。
・市場は「次の材料=インフレ指標」と「次回FOMCへの距離感」を意識するモードへ移行。


6. トレード指針(初心者向け)

【基本方針】
今週はCPI週です。無理に毎日トレードせず、火曜・水曜に集中するだけで十分です。

【注意点】
・月曜は日本休場で流動性が偏りやすく、値が飛びやすい。
・できれば様子見。入るなら超小ロット+浅めのリスク管理。

【基本ルール】
・ロットは通常の半分以下。
・指標直前30分、発表直後10分は見送り。
・逆指値は必須、利確は分割。

【勝ちやすい考え方】
「指標の初動はノイズ」と割り切り、二発目(戻り・押し)を拾う。
週後半はブラックアウト入りで発言が減るため、データの影響がより素直に出やすい点を意識した立ち回りが有効です。


今週の結論

今週は米インフレ指標と小売売上高が相場の主役となり、ドル円は金利次第で大きく振れやすい週です。157円台という高値圏では、方向を当てにいくよりも、指標後の動きを確認してから入る慎重な対応が安定した結果につながります。


学びポイント:「CPI週は“待つ前提”で考える」

インフレ指標が控える週は、相場がその結果を織り込みにいく過程で乱高下しやすくなります。最初の動きは感情的・機械的になりやすいため、初心者ほど“待つ前提”で臨み、二段目だけを狙うことで無駄な損失を減らすことができます。

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